大公孫樹(おおいちょう)

大公孫樹

公孫樹(いちょう)は、中国(ちゅうごく)が原産(げんさん)で日本へは古く朝鮮(ちょうせん)を経(へ)て渡来(とらい)しました。雌雄異株(しゆういかぶ)で暑さ寒さに良く耐(た)え、公害(こうがい)にも強いので街路樹(がいろじゅ)や寺院(じいん)の境内(けいだい)に多く見られます。本樹(ほんじゅ)は国土地理院(こくどちりいん)の地形図(ちけいず)にも独立樹(どくりつじゅ)として記載(きさい)されており、安城市内(あんじょうしない)では最大(樹高30m)であります。樹齢(じゅれい)は300年ほどで古樹(こじゅ)の部類(ぶるい)であるが、樹勢(じゅせい)は旺盛(おうせい)です。東端町(ひがしばたちょう)西蓮寺(さいれんじ)の公孫樹と共に二大巨樹(にだいきょじゅ)とされています。西蓮寺のものは雄株(おかぶ)であるが、こちらは雌株(めかぶ)であり、秋には多くの銀杏(ぎんなん)を付けます。