古井戸跡(ふるいどあと)

古井戸跡

古井町(ふるいちょう)の地名(ちめい)はこの井戸が起源(きげん)だと言われています。

倭姫命(やまとひめのみこと)が見つけたと伝えられており、桜井戸(さくらいど)、藤井戸(ふじいど)、浅井戸(あざいど)と共に三河四名井(みかわよんめいせい)と言われます。

倭姫命は、第11代・垂仁天皇(すいにんてんのう)の第4皇女(こうじょ)で、天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭る神宮(じんぐう)の建設適地(けんせつてきち)を探(さが)すため各地(かくち)を巡幸(じゅんこう)されました。碧海山古墳(へっかいざんこふん)や藤井戸跡にも倭姫命に関(かか)わる伝説(でんせつ)が残(のこ)っています。

以前は、500m余り南の田圃(たんぼ)の中にありましたが、2021年3月、この三ツ塚公園(みつづかこうえん)の建設(けんせつ)で移転(いてん)してきました。