宝泉院
浄土宗(じょうどしゅう)の寺院で、フルネームは「清流山宝泉院良心寺(せいりゅうざんほうせんいんりょうしんじ)」と言います。福釜松平(ふかままつだいら)の初代親盛(ちかもり)が1515(永正12)年に建てたもので同家の菩提寺(ぼだいじ)です。江戸時代の絵画(かいが)で市指定の文化財(ぶんかざい)となっている「絹本著色福釜松平三代像(けんぽんちゃくしょくふかままつだいらさんだいぞう)」があります。菅原道真(すがわらのみちざね)を祀(まつ)るここの天神社(てんじんしゃ)は岡崎の岩津(いわづ)天神(1759年)より古く、五代目康盛(やすもり)の家老(赤堀忠正)が寄進(きしん)したものと言われています。
また、鍬下年期(くわしたねんき)50年を獲得(かくとく)した功績(こうせき)の杉浦源右衛門(すぎうらげんえもん)銅像が寺の北隣りに建てられています。