白山媛(はくさんひめ)を祀(まつ)り、もとは大市社(おおいちしゃ)と呼ばれる大市郷(おおいちのさと)の守り神だったとされています。上条白山媛神社、大岡白山神社(おおおかはくさんじんじゃ)、桜井神社(さくらいじんじゃ)は合わせて「三河三白山(みかわさんぱくさん)」と呼ばれています。1603(慶長8)年、征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)となった徳川家康(とくがわいえやす)は社領50石を寄進(きしん)し、本社の神宮寺(じんぐうじ)であった神光寺(じんこうじ)を開基(かいき)した米津盛円(よねすせいえん)を祭祀(さいし)にあたらせました。