子安観音(こやすかんのん)

子安観音

入り口付近は、手入れをされた藤棚があり、季節になると見事な藤が房を付けるので藤の名所「城藤園(じょうとうえん)」として知られています。

771(宝亀2)年初春、天の星が西南の海に落ち、金色(こんじき)の観音菩薩像(かんのんぼさつぞう)が現れたと伝わります。そこで、その観音菩薩像を、この丘に祠(ほこら)を建て安置(あんち)しました。現在は、子安観世音大菩薩(こやすかんぜおんだいぼさつ)として大切にされています。城ヶ入町(じょうがいりちょう)の地元住民が管理し、毎月18日の命日には祭礼が行われ多くの参詣者が訪れます。