火の見櫓(ひのみやぐら)

火の見櫓

江戸時代(えどじだい)に誕生(たんじょう)した火の見櫓は、地域(ちいき)防災(ぼうさい)のシンボルとして近年(きんねん)までどこの街(まち)でも見ることができました。浜屋町(はまやちょう)の火の見櫓は、1953(昭和28)年に建(た)てられたもので、安城市内(あんじょうしない)で現存(げんそん)する唯一(ゆいつ)の火の見櫓となっています。かつては、永安寺(えいあんじ)の敷地内(しきちない)にありましたが、1981(昭和56)年に現在のところに移設(いせつ)されました。見張り台(みはりだい)が二つあり、上段(じょうだん)が丸(まる)く、下段(げだん)は張出式(はりだししき)です。どちらにも半鐘(はんしょう)が付いています。