濱碇の碑(はまいかりのいしぶみ)

濱碇の碑

東海道添(とうかいどうぞ)いの里町中野池(さとまちなかのいけ)には明治時代に活躍(かつやく)したこの地出身(しゅっしん)の力士・濱碇(はまいかり)の石像(せきぞう)があります。かれは、巡業中(じゅんぎょうちゅう)のケガがもとで1883(明治16)年に廃業(はいぎょう)しました。引退後(いんたいご)は薬(くすり)の行商(ぎょうしょう)をするかたわら地方(ちほう)の相撲興行(すもうこうぎょう)や大相撲(おおずもう)の地方巡業の世話役(せわやく)として活躍しました。薬の行商では成功(せいこう)を納め、恩人(おんじん)や地域周辺(ちいきしゅうへん)に還元(かんげん)し、石碑(いしぶみ)や灯篭(とうろう)などを奉納(ほうのう)しています。