子供薬師(こどもやくし)

子供薬師

この薬師様は、堅谷山(かたやさん)堀内院(ほりうちいん)瑠璃光寺(るりこうじ)薬師如来(やくしにょらい)という。昔、草刈(くさかり)をしていた子供達(こどもたち)が藤池(ふじいけ)の底(そこ)に沈(しず)んでいるのを見つけ、この地に安置(あんち)したと伝えられています。毎年11月23日に、子供たちが境内(けいだい)に集まって火を焚(た)き、通夜(つや)をする慣(なら)わしが今も続いている。子供たちがお守りをする由来(ゆらい)から「子供薬師」と呼ばれ、子供の健全(けんぜん)な成長(せいちょう)を願って、深く敬(うやま)われています。

この薬師堂(やくしどう)の創建(そうけん)は慶長(けいちょう)年間(1595~1614年)と伝えられるが、詳細(しょうさい)は不明(ふめい)である。現在(げんざい)のお堂は、昭和58年11月に修復再建(しゅうふくさいけん)したものです。